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冬にアトピーのかゆみがひどくなることに対する処方箋

冬にアトピーのかゆみがひどくなることに対する処方箋

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アトピーの方にとって冬は最も苦痛の季節です。
肌は乾燥し、かゆみも強くなります。そして、ひどい時には、首や関節の肌が突っ張って曲げられなくなります。
私自身も例外ではなく、肌はガビガビで保湿剤は手放せず、ジュクジュクの炎症があるときには外の空気に触れるのも痛く、冬が来るたびに憂鬱でした。

このページでは、冬場のアトピーのかゆみ対策について自身の経験を踏まえて詳しく説明していきます。

目次|このページでわかること

  • 1 なぜ冬になるとかゆみが激しくなるのか
  • 2 冬場の乾燥によるかゆみ対策
    • 2.1 まずは保湿
    • 2.2 適度な運動
    • 2.3 冬の入浴で気をつけること
  • 3 まとめ

なぜ冬になるとかゆみが激しくなるのか

まず最初に、冬場になるとかゆみが激しくなる理由について説明していきます。原因を理解できれば自ずと対策も見えてきます。

冬場にかゆみが強くなる原因の1つとして、まず第1にあげられるのは、もちろん「乾燥」です。日本の東京では時折「異常乾燥注意報」が出るなど特に乾燥しやすい環境であり、このような注意報が出る日などはアトピーの方にとってはまさに地獄の日とも言えます。

そして、もう1つ原因としてあげられるのが冬の寒さ、つまり「気温」です。これらの要因が重なりあって、冬場のつらいかゆみが生じるのです。

【冬場のかゆみの主な原因は2つ】


  • 「乾燥」
  • 「寒さ」

詳しく説明していきます。

まずは「乾燥」についてです。私たちの皮膚は乾燥することによって、外界の刺激や細菌などに対して弱くなり、それによって、かゆみに敏感になったり、炎症が起こりやすくなってしまいます。

私たちの皮膚の表面は「角かく層そう細さい胞ぼう」という細胞がいくつもの層になって覆っています。この角層細胞はとても強固なタンパク質の塊であり、健康な状態であれば、水の分子や細菌のような非常に小さい物質であっても通しません。このような、天然のバリアで包むことによって、私たちの体を外界の刺激や細菌、異物などから守っているのです。

しかし、これらの細胞がしっかりとバリアの役割を発揮するためには、肌が潤いを保っている必要があります。そのために必要なのが、水分と脂分です。アトピーのように炎症を起こしている肌は、肌に水分を保つための脂が作りにくい状態です。そのため、冬の乾燥の影響をダイレクトに受けてしまうのです。

皮膚が乾燥すると、皮膚のバリアが崩れてしまい、外界の刺激や細菌やアレルゲンなどの異物に対する防御力が落ちてしまいます。すると、かゆみに対して敏感になってしまいます。

私たちの皮膚は、表面から順番に、「角かく質しつ層そう」「表ひょう皮ひ」「真しん皮ぴ」「皮ひ下か組そ織しき」というような層になってできています。
通常、かゆみの感覚を感じ取る神経は真皮と表皮の境界までしか伸びていません。これが健康な肌の状態であり、この状態であればかゆみを強く感じることはありません。

しかし、乾燥によって肌のバリアが崩れ、外部の刺激を受け続けていると、この神経が表皮にまで伸びてきてしまいます。すると、「かゆい」という感覚に対して敏感になってしまうのです。

▲(左):健康な皮膚 (右):乾燥して皮膚バリアが崩れた皮膚

そしてさらに、この乾燥を招くのは、冬の湿度の影響だけではありません。冬の寒さも肌の乾燥には影響しているのです。

私たちの体は、寒くなると体温を逃さないように、皮膚の血管を収縮させてしまいます。そのため皮膚にまで血液が循環しなくなり、血液から水分が補給されなくなってしまうのです。

私は小学生の頃は冬場でも靴下を履かずに過ごしていました。靴下に足の指の動きを制限される感覚が嫌いだったからです。そのため、冬は良く足にアカギレを起こしていました。これは、保湿の役割をしていた靴下を履かなかったことも原因ですが、靴下を履かないことで足が冷え、足の皮膚の表面まで血液が巡らなかったからです。

ここまでの説明のように、冬場になると乾燥によってかゆみが強くなってしまいます。
そして、その主な原因となっているのは「湿度」と「温度」なのです。

冬場の乾燥によるかゆみ対策

ここまで、乾燥によるかゆみの増加について説明してきました。
これらを踏まえて、冬場の乾燥によるアトピーの悪化の対策について具体的に説明していきます。

まずは保湿

ともあれ、乾燥しがちな冬場は保湿が必要になってきます。
保湿をすることで皮膚表面のバリアが保たれて、異物や外界の刺激に対しての防御力も高まり、先に説明しているかゆみを感じ取る神経も元の位置に戻っていきます。つまり、かゆみに対する敏感状態から回復するのです。

そのためには、まず保湿剤が必要なため、保湿剤の選び方について説明します。
保湿剤の中には、「皮膚表面に膜を張って水分の蒸発を防ぐ保湿剤」と「皮膚に保湿成分を補って水分を保持する保湿剤」の2種類があります。これらを上手く使うことが重要です。

【保湿剤には2種類ある】


  • 皮膚表面に膜を張って水分の蒸発を防ぐ保湿剤
  • 皮膚に保湿成分を補って水分を保持する保湿剤

まず前者の保湿剤ですが、油脂性の膜を肌の表面に塗ることでバリアを作り、水分の蒸発を抑えたりするものです。また、同時に外からの刺激を遮断するバリアの役割もしてくれます。例えるならば、塗るサランラップというところでしょうか。

もっともポピュラーなものは「ワセリン」という保湿剤です。ワセリンにはさらに純度の高いものに「プロペト」と「サンホワイト」というものがあり、敏感な方はこちらを使うといいかもしれません。
また、同様の保湿剤として、動物性の「馬油」、植物性の「ホホバオイル」などがあります。

このような油脂性の保湿剤を使用することで、冬場の強い乾燥時にも、皮膚の水分の蒸発を防ぐことができます。
ただ、炎症がひどい時、夏などの温暖な気候の時に使用すると、熱がこもりかゆみが増すことがあるので注意が必要です。

次に、「皮膚に保湿成分を補って水分を保持する保湿剤」について説明します。このタイプの保湿剤は、成分の保湿タイプによって大まかに3つに分かれます。保湿剤の成分表示を確認してご自身に合うものを選ぶといいでしょう。

まず、1つ目が空気中の水分を吸着する保湿成分です。

代表的な成分名は「アミノ酸」「グリセリン」「尿素」などです。
これらの成分は空気中の水分を吸着して、肌を保湿するという性質があるため、乾燥している冬場は効果が薄いと言えます。また、尿素は刺激がある上に、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を促進するため、皮膚がボロボロ剥がれるタイプの乾燥肌には適さないので注意が必要です。
このタイプの保湿成分は3つの分類の中で、最も保湿力が低いものです。

次に、成分の表面に水の分子を抱え込み、肌の表面や角質層に水分を保持するというものです。
テレビ番組などでよく耳にする「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」がこれにあたります。
先述のタイプの保湿成分よりも保湿効果が高いものです。

最後に3つの分類の中で最も保湿力の高い成分として「セラミド」があります。
私たちの皮膚の角質層では、このセラミドと水分が交互に層になって存在しています。これによって肌の保湿やバリア機能の維持を行なっているのです。

アトピーの症状がある場合だと、皮膚にこのセラミドが不足していることが多いです。そのためセラミドが配合されている保湿剤はアトピーの肌にとって大変有効であると言えます。

ただし、セラミドは脂質なので水に溶けません。そのため、セラミドを配合している化粧品などには界面活性剤が使用されています。界面活性剤はアトピーの肌には害となることがあるため、配合量に注意しなければいけません。

適度な運動

肌の保湿力を保つためには適度な運動も必要です。

先に述べたように、乾燥の原因として、冬の寒さによって血管が収縮し、皮膚の表面まで水分が届いていないということがあります。適度な運動をすることで、血行を促進して体の隅々まで血液を送ることができます。

運動といっても、何も激しいスポーツでなくても構いません。私は軽いランニングや、ウォーキングを行なっていました。また、現在では趣味も兼ねて週に一回程度ジムで筋トレを行っています。

アトピーの症状が重くなってくると、中々体は動かしづらくなりますし、布団からも出れなくなることもあります。そのような時は、軽いストレッチやスクワットだけでも、やるとやらないとでは違いがあります。

このように軽い運動を行うことで、体の隅々まで血液を巡らせて、肌の水分を補うことができます。

冬の入浴で気をつけること

冬場のアトピーで最も気を使うことは、入浴だと思います。
入浴後に肌が乾燥してガビガビになるということは、何度も経験しています。

冬の入浴で意識することは「可能ならば湯船にゆっくり浸かる」ことと「無理に垢をこすり取らない」ということです。

まず、ゆっくりと湯船に浸かるということですが、すでに説明しているように、冬場の冷えは乾燥の原因になりますので、湯船に浸かって温まるということは乾燥肌の対策として有効であると言えます。

この時におすすめなのが半身浴です。

浴槽に座った時に、腰まで浸かれる量のお湯を張り20分ほど浸かってゆっくりと温まります。この時にお湯の温度は高すぎてはいけません。かゆみの元にもなってしまいます。

もう1つ気をつけるべきことが「無理に垢をこすり取らない」ということです。
そもそも、垢とは肌表面でバリアの役割を果たしている「角質」です。これを無理やり落とすことは、自分で自分を乾燥肌にしているようなものです。

アトピーの方の冬場の入浴では、石鹸もボディーソープも必要ありません。
湯船に浸かっている時などに手のひらや、指の先などで軽くこする程度で十分汚れは落ちるのです。
そして、半身浴でゆっくりと温まったらシャワーのお湯「だけ」で汗を流し、入浴後に乾燥の気になる所は保湿すると良いでしょう。
このように、冬場の入浴時はゆっくりと温まり、垢を落としすぎないようにすることが重要です。すぐに変化は感じられませんが、乾燥に強い肌を作ることができます。

まとめ

アトピーの方にとって冬は、乾燥やかゆみでとてもツラい季節です。ただ、原因を知ることができれば、対策もすることができます。
このページでは、冬のかゆみの原因や、保湿剤選びのポイントについて説明してきました。ここで紹介したことを実践していただくことで、ツラい冬を乗り切ることができます。

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【管理人】


すがや

【アトピー歴約20余年】

ステロイド依存や脱ステによるリバウンドも経験しました。
寝たきりで外出ができなくなるほどの重症化も何度か経験しましたが、最終的にステロイドを使わず、体質改善のみで完治。

アトピーは本当に辛いです。
これらの実体験や、すがる思いで読み漁った専門書で得た知識、指導していただいた医師や薬剤師さんの教えを、同じように悩む方々へシェアしたいと思い、当サイトを運営しています。

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【サポーター】

しんいちくん
しんいちくん

すがやの後輩

アトピーに悩みながら、ステロイドを使った治療を受けるものの、だんだんステロイドが効かなくなってきて「このままじゃヤバイ」と思ってすがやを頼る。

口癖は「(アトピーを治して)彼女欲しい」

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