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ステロイドの長期連用は「白内障」を引き起こす可能性がある?

ステロイドの長期連用は「白内障」を引き起こす可能性がある?

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ステロイドはアトピーの症状を強力に抑えてくれる薬である反面、重大な副作用を起こすこともある薬です。

ステロイド使用している方や、使用を検討している方で、副作用として「白内障」になるということを聞いて不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

ステロイドの使用によって白内障が生じる可能性はあります。

しかし、その可能性は多くはありません。確かに、症状の重いアトピーの方で白内障を合併している人はいますが、これらの場合はステロイドの副作用というよりも、アトピーの症状が原因となっていることの方が多いです。

このページでは、確率は低いもののステロイドの使用によって白内障を起こす仕組みと、アトピーそのものによって 白内障を起こす仕組みについて説明します。

目次|このページでわかること

  • 1 白内障とは
  • 2 ステロイドが白内障を起こすメカニズム
    • 2.1 ステロイドが原因の場合
    • 2.2 アトピーが原因の場合
  • 3 白内障を予防するには
  • 4 まとめ

白内障とは

まず、白内障とはどんな病気なのかを説明します。

白内障とは、何らかの要因によって、眼球の中でレンズの役割をしている水晶体と呼ばれる部分が濁り、視界が霞がかったように見えてしまう病気です。

私たちの目はカメラによく似た構造をしています。そしてその中でレンズの役割を担っているのが水晶体と呼ばれる部分です。水晶体はとても柔らかく、その周囲にある筋肉の動きによって、水晶体を伸び縮みさせ厚みを変えることでピントが合う距離を調節しています。

例えばカメラであれば、2枚のレンズを使用し、その距離を調節することによってこの構造を再現しています。

この水晶体は「クリスタリン」と呼ばれる特殊なタンパク質と水によって作られています。クリスタリンは目に入る光を邪魔しないほど小さな物質です。そのため水晶体の透明性が保たれているのです。

ところが、何かしらの影響でこのクリスタリンタンパク質が変質してしまうことがあります。

その影響として上げられるのが、体内で活性酸素が作られることによって起こる「酸化ストレス」です。活性酸素とは通常の酸素よりも物体を酸化させる作用が強いものを指します。

私たちの体に欠かせない酸素ですが、これには他の物質と結合してその物質を劣化させてしまう「酸化」作用があります。こうして劣化した物質は変質し本来の機能を失ってしまいます。

クリスタリンタンパク質は光を邪魔しないほど小さい物質であると説明しました。酸化ストレスを受けることによって、クリスタリンタンパク質を構成しているアミノ酸が変質し、光に干渉するほどの大きさになってしまいます。

このことが、水晶体の濁りとなって現れ、視界が霧がかって見えたり、この濁った部分に光が反射して眩しくなったりするのです。この酸化ストレスは紫外線や熱、薬の影響、外からの圧力や衝撃など、様々な要因によって起こります。

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タンパク質が外からのストレスで変質してしまう現象として、最もわかりやすいのが卵です。卵の白身はタンパク質でできていますが、生の状態では透明です。しかし、茹でる、焼くなどの加熱調理することによって「熱」というストレスを加えると白くなってしまいます。

また、卵白をかき混ぜるとメレンゲという白いクリーム状の物質になりますし、勢いよく壁に叩きつけると白くなることがあります。

これは、外からの衝撃によってタンパク質の構造が壊されて、その壊れたタンパク質同士が結合して元々よりも大きな塊となるためです。この現象は水晶体が濁ってしまう仕組みとよく似ています。

このように、私たちの目の中でレンズの役割を担った水晶体が、それを構成しているタンパク質に異常によって白く濁ってしまうことがあります。このことによって、目の中に光が通りにくくなったり、目の中で光が乱反射して眩しく感じたりしてしまいます。

これが「白内障」という病気です。

ステロイドが白内障を起こすメカニズム

ここまで、白内障という病気について簡単に説明してきました。では、ステロイドの使用がなぜこの白内障を起こしてしまうのでしょうか。

実は、ステロイドの副作用によって白内障が起こることは少なく、実際にアトピーの人で白内障を合併している人の多くは、アトピーそのものが原因になっているとされています。

そのため、ここでは「ステロイドの副作用による白内障」と「アトピーそのものによる白内障」とで分けて説明していきます。

ステロイドが原因の場合

さて、先ほど可能性は少ないと述べましたが、ステロイドの使用によって白内障が起こることはあります。まず、ステロイドが原因で白内障が起きてしまう理由について説明していきます。

ステロイドによって白内障が起きてしまう原因は、働きを終えたステロイドが、活性酸素発生させる物質へと変化してしまうことです。

ステロイドは強力な抗炎症剤ですが、その働きの中で酸素と結合し過酸化脂質(酸化コレステロール)へと変化してしまいます。すると、その過酸化脂質が活性酸素を発生させるようになります。

白内障の原因は活性酸素によって受ける「酸化ストレス」であると説明しました。

抗炎症作用を発揮し終えたステロイドによって発生する活性酸素が、水晶体を構成しているクリスタリンタンパク質を変質させてしまいます。これによって、本来は透明な水晶体が濁ってしまった結果、水晶体に濁りを発生させます。これがステロイドが白内障を起こす仕組みです。

このように、ステロイドには働きを終えた後に、活性酸素を発生させる物質へと変化して、水晶体を構成するタンパク質を劣化させてしまいます。そのため、目のレンズである水晶体が濁り白内障を起こすのです。

アトピーが原因の場合

次に、ステロイドの副作用ではなく、アトピーそのものが原因で白内障が起こる仕組みについて説明していきます。

この仕組みには2通りあります。

アトピーによる白内障の原因の1つとしては、目の周辺や瞼に症状が出ている時に掻いたり、叩いたりしてしまう際に眼球内に圧力がかかってしまうことです。また、かゆみから気をそらせて掻くことを我慢するために、症状が出ている箇所の周辺を叩くことがしばしばあります。この時の衝撃が眼球に伝わることも原因とされてtいます。

白内障の原因は水晶体のクリスタリンタンパク質にかかる「酸化ストレス」であると説明しました。

この酸化ストレスは外からの衝撃や圧力によっても発生します。つまり、目の周辺を掻く圧力や顔面を叩く衝撃を長期間与えていることによって、酸化ストレスが生じ、クリスタリンタンパク質を変質させてしまうのです。

先ほどの卵の例で言えば、この仕組みは、卵白をかき混ぜてメレンゲができる仕組みや、卵を壁に叩きつけると卵白が白く変質するという現象によく似ています。

このように、アトピーによる痒みのために、目の周辺や顔面を叩いてしまうことで眼球に圧力がかかります。それがストレスとなって水晶体のタンパク質を変質させてしまうのです。

また、アトピーが原因でクリスタリンにストレスを与えるものとして、もう一つ上げられるのが、水晶体に炎症物質が付着するということです。

私たちの体で炎症が起きている部位では、白血球の一種である、「好酸球」と呼ばれる免疫細胞が集まっています。この免疫細胞は自身の中に、細菌やアレルゲンなどの外界からの異物を攻撃する科学物質を蓄えています。この物質を「好酸球顆粒タンパク質」と呼びます。

好酸球はこの物質を放出することによって、アレルゲンなどの異物を攻撃します。この時に私たち自身の体を傷つけてしまい炎症などの症状が起きるのです。

目の周囲や瞼にアトピーの症状が出ていると、この好酸球顆粒タンパク質が水晶体に付着してしまう場合があります。すると、好酸球顆粒タンパク質がクリスタリンタンパク質にストレスを与えてしまい、水晶体の濁りの原因となってしまうのです。

アトピーの症状が目の周囲に出ている場合、そこに集中している好酸球が放つ炎症物質が水晶体に付着することがあります。すると、クリスタリンタンパク質を変質させてしまうのです。

ここまでの説明のように、ステロイドによる副作用の他に、アトピーそのものが原因で白内障が生じる場合があります。

白内障を予防するには

目の周辺にステロイドを使用することや、もしくはアトピーの症状そのものによって白内障が生じる場合があることは説明してきました。では、これらの原因による白内障を回避するにはどうしたらいいでしょうか。

まず一つ目は、安易にステロイドを使用しないということです。

ステロイドは痒みや炎症を強力に抑えてくれますが、白内障を始め、様々な副作用をもたらす薬でもあります。そのため、可能な限り使用しないのが一番です。

特に、瞼や目の周辺は体の中でもステロイドの吸収率が最も高い部位になります。このことからも、目の周囲にステロイドを使用するべきではありません。

どうしても、症状や痒みが抑えられない場合は「プロトピック」を使うという選択肢もあるかもしれません。プロトピックとはストロングクラスのステロイドと同程度の作用がある類似薬で、一般的にはステロイドの使用で起こるような副作用は無いとされています。

誤解の無いように付け加えますが、決してプロトピックの使用を奨励しているわけではありません。ステロイドのような副作用は無いとされていますが、プロトピックは発がん性や、依存性のある薬でもあります。あくまで白内障を避けるためという視点でプロトピックの使用もあり得るということです。

白内障を予防する2つ目の方法は、瞼や目の周辺の痒みを我慢するために、顔面を叩いたりすることはしないようにするということです。

よく、「掻くとアトピーが悪化するから、その代わりに叩いて痒みを我慢しなさい」と指導する医師がいます。しかし、すでに説明したように眼球への衝撃や圧力は、水晶体のタンパク質が変質してしまう原因になります。

そもそも、叩いてアトピーの痒みが軽減するでしょうか?あくまで個人的な意見ですが、私は無理でした。その時の症状の程度にもよりますが、叩くくらいなら軽くでも掻いてしまった方が楽な様に思います。

3つ目の予防方は「抗酸化」を意識するということです。

クリスタリンタンパク質の変質の原因が、活性酸素による酸化ストレスであると説明しました。抗酸化とはこの活性酸素の働きを抑制することを指します。

例えば、日常的に抗酸化作用のある食品を多く摂るということが挙げられます。

抗酸化作用のある栄養素には、ビタミンC、アントシアニン、βカロチン、リコピンなどがあります。これらの栄養素は主に果物や、色のついた緑黄色野菜に多く含まれています。

 

日々の食事の中で、抗酸化を意識して野菜や果物を多く摂ることが、クリスタリンタンパク質の変質を予防することにつながります。

このように、白内障になることを防ぐためにはステロイドを眼の周辺に使用することや、痒みを紛らわせるために顔面を叩く行為は極力避けなくてはなりません。また、普段から野菜や果物などの抗酸化作用のある食品を摂取することで白内障になるリスクを軽減することができます。

まとめ

ここまでの説明のように、可能性は低いものの、目の周辺へのステロイドの使用は白内障を起こすリスクがあります。そのため、可能な限りステロイドは使用すべきではありません。

また、ステロイドを使用していなくてもアトピー自体が白内障の原因となることもあり、アトピーの人で白内障を合併する場合はこちらの方が多いです。

痒みを我慢するために顔面を叩くなどの行為はしないようにし、抗酸化作用のある食品を摂ることで白内障の合併を避けることができます。

白内障はステロイドの副作用の中でも最も重大なものの一つです。

もしも、ステロイド使用中に目に違和感を感じたり、視界が霞むような感覚があったらすぐに眼科を受診するようにしましょう。

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すがや

【アトピー歴約20余年】

ステロイド依存や脱ステによるリバウンドも経験しました。
寝たきりで外出ができなくなるほどの重症化も何度か経験しましたが、最終的にステロイドを使わず、体質改善のみで完治。

アトピーは本当に辛いです。
これらの実体験や、すがる思いで読み漁った専門書で得た知識、指導していただいた医師や薬剤師さんの教えを、同じように悩む方々へシェアしたいと思い、当サイトを運営しています。

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【サポーター】

しんいちくん
しんいちくん

すがやの後輩

アトピーに悩みながら、ステロイドを使った治療を受けるものの、だんだんステロイドが効かなくなってきて「このままじゃヤバイ」と思ってすがやを頼る。

口癖は「(アトピーを治して)彼女欲しい」

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