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アトピーのかゆみ対策には「冷やす」ことが効果的?|かゆみと温度の密接な関係

アトピーのかゆみ対策には「冷やす」ことが効果的?|かゆみと温度の密接な関係

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慢性化したアトピーの一番の悩みは、やはりあのどうやってもおさまらない、強烈な「かゆみ」でしょう。

痒くて痒くて、掻き始めたらさらにかゆみが増し、何にも集中できない。気がついたら肌は傷だらけ、シャツやシーツは血だらけ、というようなことは、重いアトピーを経験した方ならば誰しも思い当たるのではないでしょいうか。

私自身も、このような経験はもはや数えきれないほどあります。このような時、なんとしてでもこの焼けるような「かゆみ」から逃れたいと思います。私は当時ステロイドを使用しないようにしていたため、いかにして、ステロイド無しでかゆみを抑えるかは最優先事項でした。

ステロイドを塗る以外にも、非ステロイド系の抗ヒスタミン剤を塗ったり、乾燥が原因であれば、保湿剤を塗ったりなど、いくらでもありますが、最も簡単でてっとり早く、リスクもないのが「冷やす」ということです。「え?そんなことで?」と思う方もいらっしゃると思いますが、冷やすことにはかゆみを抑える働きがあります。

このページでは、冷やすことがかゆみをおさることに有効な理由を説明していきます。

目次|このページでわかること

  • 1 かゆみを抑える一番てっとり早い方法は「冷やす」こと?
    • 1.1 冷やすとかゆみに対して鈍くなる
    • 1.2 冷やすとかゆみの成分の働きが弱くなる
    • 1.3 冷やすことでかゆみ成分を持った細胞が、その成分を放出させるのを防ぐ
    • 1.4 冷やすことによってかゆみの通る神経を遮断する
  • 2 まとめ

かゆみを抑える一番てっとり早い方法は「冷やす」こと?

冒頭で説明したように、アトピーのかゆみは強烈であり、一度掻き始めると中々止められないというようになってしまいます。このような時に、かゆみを鎮めるために、薬以外で最も簡単で手っ取り早い方法が「冷やす」ということです。

冷やすことにはアトピーのかゆみを一時的に抑えてくれる作用があります。

【冷やすことでかゆみを抑えられる理由】


  • かゆみ対して鈍くなる
  • かゆみ成分の働きを弱める
  • かゆみ成分を分泌する細胞の働きを弱める
  • かゆみの通る神経を遮断する

冷やすとかゆみに対して鈍くなる

まず、「冷やす」ことがかゆみを抑える理由として、冷やすことでかゆみに対して鈍くなるということが挙げられます。

私たちは体にかゆみが現れれば、当然ながら掻きたい欲求に駆られます。そして掻いてしまうと皮膚が傷つき、傷ついた皮膚では炎症を起こす成分が分泌されるようになります。これは、通常のかゆみであれば一時的なものなので、あまり問題にはなりません。しかし、アトピーのように、長期間続く慢性的なかゆみであるとそうはいきません。

私たちはかゆみに長期間晒さらされていると、かゆいという感覚に対して敏感になってしまうのです。冷やすということは、この敏感になってしまった感覚を元に戻すということにつながります。

詳しく説明していきます。

私たちは、皮膚に存在している神経がなんらかの刺激を受けることによって、「触られた感覚」や「熱い」「痛い」そして「かゆい」といった感覚を感じています。この仕組みを、より詳しく見ていくと、神経に伝わる刺激によって、その神経の興奮の度合いが「一定の値」にまで達した時に初めて感覚を感じることができるのです。この「一定の値」を感覚の「閾いき値ち」と呼びます。

例えば、人に触られた時はその感覚を感じますが、蚊のような小さな虫が止まってもその感覚に気がつきません。これは、人に触られた時の刺激は触覚の閾値より高く、蚊がとまった時の刺激は触覚の閾値よりも低いからです。このように神経が感じる刺激には一定の壁があるのです。

さて、かゆみの話に戻します。私たちの脳は同じ種類の刺激を受け続けるとその刺激に対して徐々にその感覚の閾値が下がってきます。言い換えるとその感覚に対して敏感になっていくのです。

熟練の大工さんが、毎回毎回寸分違わない厚さでカンナがけができることや、ベテランのデザイナーがある色を、見ただけでどの色の配合かが分かるということも同じように、何回も何回も手の感覚や目の感覚を使うことによって敏感になっていくからです。

かゆみも同様であり、これまではかゆみの閾値が「10」であったため「8」の強さのかゆみの刺激を受けても「かゆい」と感じなかったはずが、その刺激に晒され続けているうちに閾値が「5」になり、最初よりも弱い「6」や「7」の刺激に対しても「かゆい」と感じるようになっていってしまうのです。

つまり、アトピーのように慢性的にかゆみを感じていると、かゆみの閾値が次第に下がり、ちょっとした刺激でも「かゆい」と感じてしまうように敏感な体質になっていってしまうのです。冷やすことによって受ける冷感刺激には、このかゆみに対する感覚の閾値を上げるという効果があります。

冷やすことによって、連続したかゆみによって敏感になってしまった感覚を一時的に戻し、かゆみを感じにくくするのです。これによって、「かゆい」という感覚を感じにくくなります。

このように冷やすことによって受ける冷感刺激には、かゆみに対して敏感になってしまった感覚を一時的に戻すことで、かゆみを感じにくくする効果があるのです。

冷やすとかゆみの成分の働きが弱くなる

次に、冷やすことによって、体内でかゆみを発生させる成分の働きが弱くなるということがあります。

私たちがかゆみを感じる時には、その部分でかゆみを感じさせる成分が働いています。かゆみを引き起こす成分はいくつか存在しますが、最も代表的なのが「ヒスタミン」という科学成分です。このような、体内の科学成分は体温と同じかそれ以上の温度の時に最も活発に働きます。つまり、かゆみを感じている箇所を冷やすことで、このかゆみ成分の働きを鎮めてかゆみを発生させないようにするのです。

映画などのワンシーンで、登場人物が雪山で遭難して凍えていると眠くなり、他の人物が「寝るな」と起こすシーンを見たことがないでしょうか。これも、同じような現象で、体温が低くなることで生体活動が低くなるからです。ヒスタミンの活動のように、皮膚の組織内という極小の単位であっても同様に、温度が下がると生体反応は低下するのです。

このように、かゆみが発生している場所を冷やすことによって、そこで働いているかゆみ成分の働きを沈静化してくれるのです。

冷やすことでかゆみ成分を持った細胞が、その成分を放出させるのを防ぐ

冷やすことでかゆみが抑えられる3つ目の理由が、かゆみ成分を持った細胞が、その成分を放出するのを防ぐということです。

私たちの体には、いたるところに「マスト細胞」という、先に説明した「ヒスタミン」をはじめとするいくつものかゆみ成分を蓄えた細胞が存在しています。この細胞は、いくつかの条件下に置いて、このかゆみ成分を撒き散らします。その条件として最もポピュラーなのが「アレルギー反応」です。

アレルギー反応とは、体内に侵入してきた異物に対して、体の免疫システムがそれを排除しようとする反応です。マスト細胞はこの免疫システムの一端を担う細胞でもあります。体内に異物が侵入してくると、免疫細胞が反応し、「IgE抗体」という迎撃用の物質が作られます。しかし、迎撃用の物質であるにもかかわらず、IgE抗体はそれ単体では効力を持ちません。

そこで登場するのがマスト細胞です。説明したようにマスト細胞には、かゆみ成分や炎症を起こす成分が詰まっています。これらの成分がアレルギー反応において異物を攻撃する成分でもあるのです。

マスト細胞にはIgEとぴったりくっつくような溝が存在しています。ここにIgEがくっついた状態で異物と接触することによって、マスト細胞は内側に蓄えた化学物質を放出します。これをマスト細胞の「脱だつ顆か粒りゅう」と呼びます。この脱顆粒が皮膚組織で起こることによって、アレルギーのかゆみが発生するのです。

この脱顆粒も先に説明した生体反応の一つです。つまり冷やすことによってこのマスト細胞の脱顆粒を減らすことができます。

このように、冷やすということには、かゆみ成分そのものの働きを抑えると同時に、その成分が撒き散らされるのを抑える働きがあるのです。

冷やすことによってかゆみの通る神経を遮断する

最後に、冷やすことでかゆみの通る神経を遮断するという働きについて説明します。

私たちは、皮膚などの末端の神経から受けた刺激を脳まで伝えることで、様々な感覚を感じています。しかし、これらの神経は一直線に脳まで繋がっているのではありません。感覚を伝える神経は、脊髄で一回、脳でさらに一回中継されており、感覚の刺激はこれらの神経を「乗り換える」ことによって脳まで駆け上っていきます。

さらに、皮膚から受ける刺激についてですが、私たちの皮膚には感覚の刺激を感知するためのセンサーのようなものが無数に存在しており、基本的にそれぞれの感覚ごとにそのセンサーが異なっています。そこには「温度」を感知するセンサーがあり、さらに温度帯によってさらに細かく分かれていて、その温度センサーの中には、8℃~28℃という低温域を感じ取るセンサーが存在していています。

そこから感じる「冷たい」という感覚が神経を通る時には、先に説明した、神経の中継地点でかゆみの感覚を遮断するという働きがあるのです。

電車の乗り換えで例えると、「かゆみ」と「冷感」が同時に乗り換えををしたい場合、冷感のほうが優先されて、「かゆみ」は次の電車に乗れないのです。このように、神経の伝達において、「冷感」は「かゆみ」よりも優先されるため、冷やすことによって一時的にかゆみを抑えられるのです。

ここまでの説明のように「冷やす」という行為は、手っ取り早くかゆみを抑えるにはとても有効だということがわかります。

特に、ステロイドに頼りたくないという時には効果的です。

まとめ

アトピーの焼けるようなかゆみを抑えるために「冷やす」という行為は、薬以外では最も手軽でてっとり早い方法です。

かゆみを感じている箇所を冷やすことで、体の神経や成分が、かゆみの伝達を抑制するように働くからです。

しかし、当然ですが冷やしすぎはよくありません。温度が低すぎると返って皮膚の状態を悪くしますし、極端なことをいうと凍傷を起こします。冷やす場合は約10℃ほどの温度で十分です。あまりにも長時間冷やすことも逆効果になってしまいます。あくまでかゆみを「一時的に抑える」ために行いましょう。

また、アトピーの場合は冷水で冷やすことはあまりしない方がいいでしょう。皮膚の状態にもよりますが、水につけることによって、表面の油分が洗い流されて乾燥肌を招くからです。私は、保冷剤をタオルにくるみ、患部を覆っているガーゼの上から軽くあてるようにしていました。

このように、冷やしてかゆみを取ることは、アトピーのかゆみから抜け出すためにとても有効です。もし、かゆみを我慢できず、搔き壊しがひどくなりそうな場合は試してみてください。ただし、あくまで、「冷やしすぎず」「一時的に」行いましょう。

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【アトピー歴約20余年】

ステロイド依存や脱ステによるリバウンドも経験しました。
寝たきりで外出ができなくなるほどの重症化も何度か経験しましたが、最終的にステロイドを使わず、体質改善のみで完治。

アトピーは本当に辛いです。
これらの実体験や、すがる思いで読み漁った専門書で得た知識、指導していただいた医師や薬剤師さんの教えを、同じように悩む方々へシェアしたいと思い、当サイトを運営しています。

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しんいちくん

すがやの後輩

アトピーに悩みながら、ステロイドを使った治療を受けるものの、だんだんステロイドが効かなくなってきて「このままじゃヤバイ」と思ってすがやを頼る。

口癖は「(アトピーを治して)彼女欲しい」

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